事業内容

都内を中心に神奈川県、千葉県、埼玉県に11拠点を有し、グループ全体で200名以上の社員が、地域に密着し卓越した確かな技術力・豊富な知識力・迅速な対応力・培った経験力を活かし、お客様に満足頂ける丁寧な仕事をしています。
ご依頼の大部分は提携している大手不動産仲介会社様からのご紹介で、今では年間8,000件のご依頼を頂けるまでになりました。
今後も最新機器の導入、業務効率化を追求して急速な時代の変化をチャンスと捉え、付加価値の高いサービスを提供し、お客様により一層ご満足頂けるよう、成長し続ける企業を目指します。

Our Services

測量

測量業務全般を行い、土地測量、道路境界確定測量、水準測量、真北測量などを行っています。

Our Services

通信土木設計

電線の地中下、取引先エクシオグループ株式会社等、NTT東日本との共同溝の設計・測量を行なっています。

境界測量の種類

確定測量

現地の測量を行い隣接者との立会いを行ない、土地境界確認書を取り交し後、確定測量図を作成します。
分筆登記や地積更生登記をご検討の場合、事前に確定測量を実施しておく必要があります。

現況測量

現地の測量を行いますが、隣接者との立会は行わず、現地の境界標を測定した結果や資料に基づき、現地実測図を作成します。

復元測量

失った境界を復元するため、隣接者と立会の上、境界を設置します。
建築工事や道路工事により、境界標が無くなってしまった場合や、気が付いたら無くなっていた場合など、境界を復元する場合には、関係する隣接者との立会が必要です。

高低測量

ご依頼地、隣接地の地盤、塀家屋などの高低差を測量の上、図面を作成します。

真北測量

太陽観測法を採用し、観測は晴れた、太陽の輪郭がはっきり視認出来る日に限られてしまいます。
太陽観測または基準点測量による計算結果からご依頼地と真北の関係を記載した図面を作成します。

筆界特定申請

建築基準法43条ただし書申請
道路位置指定申請
ADR申請
宅地開発申請
通信土木設計
電線共同溝設計
一般土木
建築設計

case study

私たち森事務所グループの仕事は、「境界標の設置」、「地積測量図の作製」、「登記」という土地管理の3本柱をお手伝いすることです。しかし、あくまでも自分の土地は自己管理が原則ですので、一番身近な境界標の大切さを「境界標が無くて困った事例」で再確認してみましょう。

case study

事例 1

隣との境に、おじいさんが作った古い板塀がありました。浸食が激しいので10年位前に取り壊しそのまま放置していました。

ところが、最近になってお隣が、何の話もなくフェンスの板垣を作りました。どう観ても斜めに曲がって私の敷地に越境しているように思いますので、その旨申し入れましたが、隣は一向に聞き入れてくれません。

そこで、航空写真を取り寄せ、昔は直線であったことを主張していますが、一向に解決いたしません。木造の塀を取り壊す前に境界標を入れておけばこんなことにならなかったと、現在悔やんでいます。

case study

事例 2

隣との間に、けやきの木が植えてあり、お互いに、この木を中心に何の不安もなく敷地を利用してきました。家を建て替える機会に境界標を設置しようとして、立会いを求めたところ、隣では、このけやきの木は境界よりも6尺下がって植えたのだから境界は私の方に6尺寄ったところにあると言い始めました。

このけやきの木は40年くらいの若木だし、父はとっくに亡くなっているし、けやきの木を植える前の境界は何だったのか、どう考えても納得できなくて、いまだに家も建て替えられないで困っています。

境界は樹木のようなものではあてにならないことが、身にしみて分かりました。

case study

事例 3

父が亡くなって、相続財産の分割をするため、畑の分筆登記が必要となり立会いをお願いしました。隣の親父さんは健在で毎日耕作をしています。私は、市役所に勤めていますので畑のことは、よく分かりません。

つまり、お隣との間には世代の違いができました。そのために境界の主張についても自信がなく、父が生きている間に聞いておけばよかったと悔いが残り、物悲しい思いでした。

境界は、自分で分かっているだけでは十分ではなく、子供のためにも永久保存ができる標識を設置しておく必要があることが良く分かりました。

case study

事例 4

家の新築をするため、境界の立会いをお願いしたところ、3軒の方は、快く応じてくれましたが、残りの北側の家では、私が家を建築すると日陰になるためか機嫌を損ねて応じてくれません。

たったコンクリートの杭1本のことで仲たがいして、一生お隣と付き合いがうまくいかないことになるとは、夢にも思っていませんでしたので、こんなことなら早く境界標を埋めておけばよかったと、情けなく思う日々です。後悔先に立たずとはよく言ったものですね。